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執筆者の写真morino33space

『奇跡の脳』
























先日、久しぶりに本棚から一冊の本を

バッグに入れて、地方出張してまいりました。


その本とは・・


脳の可能性と神秘を描いた全米50万部の

大ベストセラー、

脳科学の専門家であるジル・ボルト・テイラー博士

の著書『奇跡の脳』です。


ハーバードの第一線で活躍し、誰よりも脳について

知っているはず、だった博士が、

1996年のある日、脳卒中に襲われ、生活が一変します。

左脳の機能が崩壊し、言葉や身体感覚だけでなく、

の受け止め方が変わってしまいました。


8年間に及ぶリハビリを経て、得たものは何だったのか・・



著書からジルの言葉を一部抜粋します。



――――――――――――――――――――――



右脳はとにかく、現在の瞬間の豊かさしか気にしません。

いつまでも楽天家。右脳の人格にとっては、

良い悪い正しい間違いといった判断はありません。


右脳と左脳はそれぞれユニークな特徴をもっており

ちがったやり方で情報を処理するわけですから

それが別々の価値体系となってあらわれ、結果的に

非常に異なる人格が生じるのは当たり前かもしれません。


左右の脳が持つ両方の性格を育て、脳の両側の

機能と個性をうまく利用し、人生の中で両方が

お互いに支え合い、影響し合い、調節し合うように

出来る人もいます。


でも、ほとんどの人は、どちらか一方の考え方が偏り

常に分析し、批判的になり、柔軟さに欠けるパターン

(極端な左脳状態)を示すか、あるいは、周囲と

ほとんど現実を分かち合うことなく、ほとんどの時間を

「うわのそら」(極端な右脳状態)で過ごしています。


二つの性格のあいだの健全なバランスを

生み出すことによって初めて、変化に対して

柔軟に対応できる(右脳)認知力を持ちながら、

同時に道を踏み外さず具体的に行動できる

(左脳)ようになります。


―――――――――――――――――――――



ジルは、右脳優位の宇宙との一体感を保ち続け、

涅槃(ニルヴァーナ)を諦めたくなかったそうですが、


古い回路の一部をよみがえらせずに、

左脳マインドをあらたに回復させる道を

選んだのだそうです。


与えられた認知能力を100パーセント

大切にし、上手く使うことにより、

まさに「生命の傑作」ともいえる私たちに見合った

人への道が開けると書かれています。




久しぶりに読んだジルの著書に多くの共通項を

あらためて感じました。



モリノサンサンスペースでは、

すべてにおけるバランスの重要性に

注目し続けてきました。



今、はっきり言えること、

二元論をマスターして卒業する為には、



『バランスを取り戻す』です。


偏った極端な考え方に陥らないよう注意です。



今、地球上を見渡すと苦しみが多く存在し、

目をそらしたいことや、

許しがたい出来事も沢山起きていると思います。


ですが、文句や不平不満を言い続けても、

問題が解決することはありません。


むしろ注力することで大きくなってしまいます。

では、どうしたら良いでしょうか?


――――――――――――――――――


あなたの目の前に起きる事すべて、

「リスペクト」してみてください。


たとえどんなことが、目の前に起きても

それは究極的にあなたの「奇跡」。


善悪の判断を下す気持ちが消えると

不思議と宇宙は、解決に向かいます。


すべてに意味があります。

何か分からなくてもいいんです。

ただ「リスペクト」してみてください。

心に平安が訪れますよ。


――――――――――――――――――



さあ、今日からあなたも

究極の境地に一歩迫ってみませんか!



今日も素晴らしい一日をお祈りいたします。



モリノサンサンスペース

心の宇宙 愛と感謝

NAOKO

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